診療案内

Approach to Treatment

日吉歯科診療所の治療に対する考え方

日吉歯科診療所では、生涯を健康なお口で過ごしていただくために、
むし歯や歯周病などの病気を予防し、治療後も再発させないことを第一に考えています。
そのためには、病気の原因であるバイオフィルム(細菌のかたまり)を取り除くことが欠かせません。

奥歯の溝や歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目などに付着したバイオフィルムは、
ご家庭でのブラッシングだけでは除去が難しく、病気の多くはそこから始まります。
専門的な器具を用いて定期的にクリーニングを行うことで、健康な状態を維持することができます。

当院では、初めて来院されたすべての患者さんに口腔内の検査(一部保険外)を行い、
結果をもとに個別の情報提供をしています。
その後、これまでに溜まったバイオフィルムや歯石を丁寧に除去する初期治療を行い、
治療後にお口の状態がどの程度改善したかを再評価します。
再評価の結果を踏まえ、担当の歯科衛生士がつき、
3〜6か月ごとにバイオフィルムを取り除くメインテナンスを行います。

このシステムは、まだ日本では新しい取り組みですが、
歯科医療の先進国では病気の情報を丁寧に説明し、
継続的なメインテナンスを受けることがすでに常識となっています。
私たちは、こうした国際的な基準に基づき、
皆さまが安心して生涯のお口の健康管理を任せていただけるよう努めています。

治療中の様子

Preventive Dentistry

予防歯科

治療する前に、歯を守るという選択。
──KEEP28、100年の人生を自分の歯で。

むし歯や歯周病は、「なってから治す」ものではなく、「ならないように守る」ものです。
歯と口の健康は、食事や会話、表情の豊かさなど──人生の質そのものを支える大切な基盤です。

当院では、痛みや症状が出る前の“予防の段階”こそ最も重要だと考えています。
そのため、初診時からしっかりとお口の状態を調べ、レントゲン・口腔内写真・歯ぐきの検査に加え、だ液検査を行い、原因を科学的に分析したうえで、一人ひとりに合わせた予防プログラムを立てていきます。
当院の予防歯科では、治療の前に検査・記録・分析を徹底します。
その結果をチームで共有し、歯科医師・歯科衛生士・患者さんが三者一体となって、健康な状態を長く保つための習慣づくりを支援します。
定期的なクリーニングやメインテナンスでは、歯ぐきの健康・プラークの付着傾向・生活習慣の変化などを確認し、その都度、最適なアドバイスを行います。

予防歯科は、人生をよりよく生きるための第一歩です。
「治療」よりも「予防」を選ぶこと──それが、100年の人生を自分の歯で楽しむための、いちばん確かな選択です。

KEEP28。
それは、すべての人が生涯にわたって28本の歯を守り、
“食べる・話す・笑う”を自由に楽しめる社会を目指す合言葉です。

歯の模型で治療を説明している様子

Cavity Treatment

むし歯治療

自分の歯を活かすことが、治療の基本です。

むし歯を削って詰めることが当然とされた時代は、すでに過去のものになりつつあります。
歯を削れば、どんなに優れた材料を使っても元の状態には戻りません。
だからこそ、「できるだけ削らない」「原因を正しく診る」ことが、現代の歯科医療に求められています。

日吉歯科診療所では、むし歯そのものを“病気の結果”として捉え、
まず「なぜむし歯ができたのか」を科学的に分析することから治療を始めます。
だ液検査や生活習慣の評価を通じて、原因を明らかにし、再発を防ぐための具体的な行動へとつなげます。

治療では、必要最小限の処置で歯の構造をできるだけ残す最小侵襲治療(ミニマルインターベンション)を基本としています。

そのうえで、再発を防ぐためのメインテナンスや定期的な再評価を重ね、
「削らない」「繰り返さない」医療を実践しています。
むし歯を治すことはゴールではなく、原因を理解して再発を防ぐこと。
自分の歯を生涯にわたって守るために──
れが、日吉歯科診療所のむし歯治療の考え方です。

歯の断面の模型

Periodontal Disease Treatment

歯周病治療

自分の歯を失わないためにできる治療があります。

歯を失う最大の原因は、むし歯ではなく歯周病です。
歯を支える骨や歯ぐきが静かに衰えていく病気で、痛みもなく進行するため、気づいた時にはすでに重度化していることも少なくありません。

日吉歯科診療所では、歯周病を「炎症の結果」ではなく「全身の健康や生活習慣と深く関わる慢性疾患」として捉えています。
そのため、むし歯と同じく“原因を診る医療”を基本に、プラーク(細菌)のコントロール、生活習慣の改善、リスク評価を組み合わせて治療を行います。

初期の段階では、丁寧な診査・記録・評価を通じて原因を明らかにし、
歯石除去やバイオフィルムの除去といった基本治療を、患者さんとともに進めます。
治療後は、再発を防ぐためのメインテナンスと再評価を重ね、
歯ぐきと骨の健康を長期的に維持していきます。

歯周病の治療とは、症状を抑えることではなく、再発しない環境をつくること。
「治療」と「予防」を一体として考え、
生涯、自分の歯で噛み続けるためのパートナーでありたい──
それが、日吉歯科診療所の歯周病治療の考え方です。

歯茎をチェックする模型の画像

Pediatric Dentistry and Orthodontics

小児歯科・小児矯正

成長を診て、未来の歯を育てる。

子どもの歯科医療で大切なのは、「治すこと」よりも「育てること」。
日吉歯科診療所では、乳歯の時期からお口の発育を科学的に評価し、むし歯や歯並びのリスクを早期に把握します。

小児歯科と矯正を分けず、「噛む」「話す」「呼吸する」といった機能の発達を総合的に見守ることを基本としています。
治療が必要な場合でも、成長の流れを見極め、最小限の介入で最大の効果を導くことを大切にしています。

初めての歯医者さんが不安なお子さんにも、完全個室の診療室で安心して通える環境を整えています。
一人ひとりの発育や性格に合わせて、ブラッシングの工夫や食生活のアドバイスを行い、ご家族と協力しながら健康な成長を支えます。

歯並びを「治す」だけでなく、発育を「育てる」。
それが、日吉歯科診療所がめざす小児医療のかたちです。

歯を磨く子供の画像